小野の滝は、長野県上松町を流れる木曽川左岸の枝沢に懸かる落差20mの直瀑である。木曽川沿いを通る国道19号沿いにあり案内板が立っている上に近くの交差点の名称ともなっている。国道脇に数台駐車可能な三角形のスペースがある。駐車場から0分、走行中の車窓からも見ることができる。滝手前の両側にはブロックで作られた高さ20m程の橋脚が聳え立ち、その上をJR中央西線の鉄橋が架けられている。鉄道は明治42年に建造されたものという。斜面を少し下ると沢に降り立つことができる。右岸のスペースを歩いて滝に近づく、あるいは河原を歩き橋の真下まで来ると鉄橋を気にすることなく撮影が可能。しかし、いずれにしても撮影に夢中になっていると時折通る列車の轟音に驚かされるので注意が必要。