須縄の大滝は、福井県小浜市南部を流れる南川の支流である須縄川上流部の枝沢に懸かる落差30mの段瀑である。須縄の集落を越えて滝の案内板に従って進むと熊野神社。その先は地道の林道となるが途中路面は崩壊していて滝入口まで車で乗り入れることは不可。入口に立つ「大滝 約500m」と書かれた看板に反して、滝までは約200m、5分もかからずに滝に到着する。滝は大きく3段となって落ちる。下から見上げると最上段は岩に隠れて見えづらい。そこで滝の右手(左岸)の急斜面を登り最上段の滝を目指す。足元は崩落しやすく危険が多いため十分な注意が必要だ。たどり着いた場所は足元は狭く油断は出来ない場所だったが、最上段の滝を間近に見ることが出来た。