七重の滝は、富山県朝日町北部、南保富士(727m)北麓に源を発する七重谷川に懸かる落差50mの段瀑である。「七重」と書いて「しっちゃ」と読ませる。県道103号の終点から七重谷川に沿いに1km南下すると滝への入り口(登山口)がある。上流に向かって工事用の道路と林道と二本の道が通じているが、林道は軽トラでもないと進めないような極めて狭い道だ。入り口付近に駐車して徒歩で工事用の道路を500m程度進む。さらに登山道に入り15分程度尾根道を上り詰めるとベンチが置かれた場所に出る。谷を挟んだ先に山に数段になって落ちる段瀑を望むことができる。訪れた時期は木々の緑に覆われて全貌は捉えられなかった。訪問には時期を選んだ方が良さそうだ。