銚子滝は、富山県南砺市南部を流れる庄川の枝沢である皆葎谷(かいむくらだに)の枝沢に懸かる落差28mの直瀑である。庄川沿いの国道156号で世界遺産「五箇山」の相倉合掌造り集落から2km程度西に進んだ場所にある小原ダムの手前の小原橋で対岸に渡る。右に折れて200m進むと林道獅子越線の入り口となりその場所に「とやまの滝 銚子滝 この先1.4km」と書かれた標柱が立っている。林道を800m程度を進むと小さな橋が架る。ここが乗用車の限界で端に車を駐めて徒歩で林道を数分歩く。初めての大きなカーブに「銚子滝150m」標柱がありここが滝への入口。側溝の水が流れ落ちる斜面を伝って沢に下りる。そこから藪漕ぎと渡渉を繰り返しながら150m進むと正面の断崖、木々の緑の間から勢いよく水が吹き出す姿を見ることができる。沢はそれほど深くはないがアプローチするには長靴のほうが良さそうだ。