溶岩滝は、群馬県高崎市北西部の倉渕町を流れる烏川源流部の枝沢である今朝丸沢に懸かる落差10mの分岐瀑である。滝は角落山系の火山の噴火によりできた丸く真っ黒な溶岩の上を優雅に流れる。この滝へは国道406号から県道54号に入り烏川沿いを西に9.5km程度の場所で左折して折り返しの坂道を進み1km程度の場所が今朝丸沢。ガードレールの隙間から入渓。すぐの堰堤を左岸から高巻くとその先は比較的平坦な沢を右に左に渡渉しながら進む。水量が多くないのでそれほど苦にはならない。約600mで沢が分岐する場所に到着。向かって左の沢に懸かるのがこの滝だ。下り烏川沢にからがすぐ隣の沢には今朝丸の滝が懸かっている。紅葉の時期を訪れたが水量が少なく物足りない。この滝を訪れるのは水量がもう少し多い日を狙うべき。