大釜の滝は、兵庫県宍粟市北西の鍋ヶ谷渓谷に見られる落差13mの分岐瀑である。国道429号から県道72号に入り10.5km程度の場所で道路脇に「大釜の滝」と掘られた設置されている。道路から小さな沢の奥10m程度の場所に滝が懸かる。滝へは左岸からも右岸からもアプローチすることが可能だが、右岸からだと一度渡渉する必要があるため左岸からのアプローチがおすすめ。遊歩道はなく踏み跡程度の地面を歩いて場所によっては渡渉も必要になる。主瀑の前は、枯れ木などが折り重なるなどもあり少々荒れていた。滝壺はなく、水の落ちる場所は砂地でうっかり踏み出すと足が沈み込み足元を濡らすこともあるので注意。滝の両岸は切り立っているため可動域は広くない。