不動の滝は、群馬県神流町を流れる神流川の支流・滝の沢川に懸かる3つの滝の総称で「神流七滝」の一つである。下流から一の滝(直瀑5m)、二の滝(直瀑13m)、三の滝(直瀑10m)と続く。国道462号沿いの道の駅「万葉の里」の駐車場から100m程度東に歩いた場所に「滝の沢川 不動の滝入り口」と案内板が立っている。遊歩道に入りすぐの分岐で「一の滝・二の滝」とは別の遊歩道を進むことになるが、この遊歩道が意外に過酷。50~60m程度一気に登り詰めると気温30℃超えの中汗だくに。その先は比較的平坦な遊歩道を進むと左手の洞窟に不動尊が祀られている。そこから10m程度斜面を下っていくと沢に到着。両岸に聳えた大きな岩壁の中央に前衛滝。近づくとその奥に落差10mの直瀑が現れた。秘境感を感じさせる滝だった。