大滝は、岐阜県高山市丹生川町瓜田地区を流れる瓜田谷(十二ヶ岳川)の枝沢に懸かる落差4mの直瀑である。大滝という名前ではあるが少々小ぶりな滝だ。丹生川町を東西に貫く国道158号に小八賀川を挟んだ北側を平行に通る県道459号沿いある伊太祁曽神社の東から瓜田谷沿いに北上して900m付近に小さな水利施設がある。その20m程度先に大滝に通じる登山道が延びている。滝までは約300m、杉林の中を徒歩5~6分程度で到着。目の前を遮るような黒い岩盤の上を白い水を落としている。滝の脇には数本の太い杉の木が聳え、その間に小さな祠が祀られている。毎年8月8日には祭事が執り行われるという。