剱大滝は、富山県立山町東部に聳える剱岳(2999m)東麓に源を発する剱沢に懸かる総落差150mの段瀑で下流からA滝、B滝・・・、I滝と名付けられている。最下流のA滝は落差48mの直瀑をである。剱沢は黒部川の支流の中では最大の支流で、十字峡で黒部川に合流している。国土地理院の地形図では剱沢には一つだけ滝記号が記載され「剱大滝」と記載されているが、この滝の上流には大規模な滝が8つほど存在しているという。剱沢はその殆どがV字谷となっておりその最下部を激流が流れているため、一般人ではとてもたどり着ける場所ではないという。