霞ヶ滝は、富山県南砺市南部を流れる庄川右岸に懸かる落差29mの直瀑である。庄川沿いの国道156号で世界遺産「五箇山」の相倉合掌造り集落から北すぐの場所にある上梨トンネルの手前で川側に残る旧道に入って500m程度にあるスノーシェードの鉄柱の隙間から対岸に見ることができる。ただ庄川の手前も向こう岸も木々が生い茂っており、訪れた秋の時期でさえ滝の姿は僅かだったことから、夏の木々の盛りの時期には滝が見えるかどうかは分からない。訪問には秋から冬の間が良いかもしれない。滝を見ることができるも限られ、おそらくスノーシェードの下となるが、このスノーシェードはかなり廃れている上に廃材や資材の置き場みたいになっており、雑然とした雰囲気があまり良くなく、長居したくない場所だった。