小女郎滝は、奈良県黒滝村中央部を流れる川谷川支流の田ノ谷に懸かる落差10mの段瀑。黒滝村役場から県道48号を1km程度南下した場所にある金熊大明神の祠とその脇の駐車スペースが滝への入口。奥に見える高さ15m程の堰堤の左側に続く階段(44段)を上がって堰堤を越えるとそこから暫くは比較的平坦な山道。15分程度歩いて右下に小滝を眺めた後は不明瞭な踏み跡をたどって上流に進むと約10分程度進むと二段の滝が現れる。滝に近づこうとするも滝の周辺は幾重にも倒木が重なり合うような無惨な状態。近づくのは容易いことではなさそうだ。この滝から引き返す際に、振り返るとこの滝の上流にも小さく滝の姿を見ることができた。上流にはまだいくつもの滝が連なっていると思われる。