白滝は、奈良県上北山村を流れる北山川右岸の泉谷に懸かる落差25mの段瀑である。国道169号の西原トンネルの北350m程度の場所から旧道に入り500mの場所に案内板(日本の滝1000?と記載)が立つ。橋の上から手前に7m程度の二条の滝、その奥に下部を大岩に隠された直瀑が見える。沢の左岸の斜面には少し崩落気味ではあるが遊歩道が設置されている。上を目指すとすぐに下段の滝への下り口、さらに進むと上段に続いているが荒れており危険な箇所もある。上段と思われた滝も二段に分かれており、さらに周囲の岩盤からも幾筋も流れており下から見ただけでは分からない複雑な形状をしている。