霧降の滝は、栃木県日光市北部に聳える女峰山(2464m)南東麓に広がる霧降高原を流れる霧降川に懸かる落差85mの分岐瀑であり段瀑でもある。華厳滝、裏見滝と共に日光三名爆の一つとされている。滝は、落差45mの上滝と落差40mの下滝とに分かれる。観瀑台から雄大な霧降高原の景色を望むことが出来るが、滝までは少々距離があり、深い緑の中に僅かに滝の白い姿を見えるだけで少々物足りない。遊歩道入口の「山のレストラン」の脇から分岐する遊歩道を伝って30分程度で滝壺まで行くことが出来たようだが、現在では進入禁止となっている(自己責任で進む人もいるという)。駐車場から大山登山道を進むと、霧降川の上流では、丁字滝、玉簾ノ滝、マックラ滝などを見ることが出来る。