河内不動の滝は、岡山県鏡野町を流れる吉井川支流の河内川の枝沢に懸かる落差30mの段瀑である。滝入口に祀られる「河内阿弥陀地蔵堂」から遊歩道を500m程度(15分程度)の場所にある。滝は上中下段の3段からなり、下段7m、中段7m、上段15mでそれぞれ個性が異なる。下段は木々に覆われており、崩落により近づのは難しい。崩落箇所をトラロープを頼りに越えてさら進み別沢を渡ると眼の前に上段と中段の滝を一度に見ることができる。訪問時は水量少のため上段では雫が落ちる程度であったが、水量多のときは幅10mに広がった見事な姿を見せるという。