湯屋谷大滝は、京都府宇治田原町東部を流れる田原川の枝沢である湯屋谷に懸かる落差12mの段瀑である。湯屋谷の集落を抜けて林道を1km程度。駐車スペースから参道を少し歩くと「大瀧大明神」と掲げられた鳥居が出迎えてくれる。石段を少し上った場所に不動明王が鎮座している。その脇に懸かる滝が主瀑。その上方にも数段の滝が見られ、合わせれば20m程度の落差となりそうだ。上方の滝に近づくには急斜面を這い上がる必要がある。崩れやすい斜面なので注意が必要だ。鳥居の先の石段から沢に降りることが可能で、主瀑の滝に下流から近づくこともできる。