霧ヶ滝は、京都市北区大森地区の霧谷に懸かる落差20mの直瀑である。国道162号の「小野中ノ町」付近から「大森リゾートキャンプ場」の案内板に従って林道を北上する。キャンプ場を横目にさらに未舗装の道路を1分程度、車を進めると左手に案内板が立っている。右手の空き地があり駐車可能。川に沿って荒れた登山道を10分程度上った先に滝が懸かる。滝はオーバーハングした岩盤の中央20mの高さから一筋の流身が伸びていて中々美しい滝だ。流身が細い分だけ滝自体が高さを感じる。滝に近づきすぎると岩盤から滴り落ちる水を被るが暑いときには気持ちが良い。2021年5月現在、登山道はかなり荒れており倒木が折り重なり、崩れている箇所もあるのでアプローチには注意が必要。