般若の滝は、群馬県みどり市の草木湖に注ぐ塔ノ沢川の上流部、支流の長手川に懸かる落差7mの直瀑である。みどり市の国道122号の沢入(そうり)付近から「関東ふれあいの道 寝釈迦のみち」と記された案内板を目印に北に伸びる林道小中・西山線に入り、3.5km程度進んだ場所に滝への道標が立っている。滝の姿も確認できる。林道を50m程度進んだヘアピンカーブの間に駐車スペースがある。道標から入渓する。折り重なった大小の岩を越えると次は渡渉が必要となる。足元は膝近くまで濡れる覚悟は必要だ。滝は岩盤に切れ込んだ細い隙間から水を勢いよく落とす。途中の岩盤に当たった水が跳ね上がるヒョングリは爽快感十分だ。