岩屋不動の滝は、淡路島北部の淡路市を流れる茶間川に懸かる落差6m程度の段瀑である。岩屋地区から茶間川沿いに南下。神戸淡路鳴門自動車道の高架の下を潜って1.6km地点。茶間川に架かる古い橋の袂に「不動の滝→」と書かれた木製の案内板が立てられている。その先の林道は極めて細い上に悪路で軽トラでないと走行は難しい。橋の近くの路肩に駐車させてもらい、徒歩で林道を進む。橋からは約750mの場所、谷の反対側に小さな祠が祀られている。その下に小さな段瀑となって落ちているのがこの滝だ。脇に樋が通されているのか細く水が流れ落ちている。滝行の目的のものかは不明。国土地理院の地形図では林道から祠方向に道が伸びているように描かれているが、藪に覆われておりとても進んで沢に下りるのは苦労しそうだ。そのため今回は林道から見下ろすだけとなった。もし再訪するなら秋から冬か。