天滝渓谷は、兵庫県養父市西部の県境に聳える氷ノ山(1510m)東麓の杉ヶ沢高原に源を発する天滝川が創る渓谷で、日本の滝100選・天滝を擁する。天滝渓谷には大小様々な滝が懸かり、遊歩道で繋がっている。
てんだきけいこく
てんだき
分岐瀑 98m
天滝川/大屋川/円山川
氷ノ山(1510m)
(GIGAマップル)関西20C4
4.67
天滝は、兵庫県養父市西部に聳える氷ノ山(1510m)に源を発する大屋川支流の天滝川が刻んだ天滝渓谷を代表する落差98mの分岐瀑である。日本の滝100選の1つに選ばれている。
この滝へは駐車場からは約30~40分、渓谷に沿って登山道を歩くが、渓谷には大小様々な滝を楽しむことができるので飽きることはない。しかし主役天滝は別格な存在で、まさに天から降り注ぐような見事な滝だ。
てんだきけいこく
つづみがたき
直瀑 14m
天滝川/大屋川/円山川
氷ノ山(1510m)
(GIGAマップル)関西20C4
2.77
鼓ヶ滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて7つ目に見ることができる落差14mの直瀑である。
最上流の天滝の下流に懸かる滝で、天滝に次いで規模の大きい滝となる。滝のすぐ正面に架けれた橋の上から見ることができる。
てんだきけいこく
めおとたき
段瀑 7m
大屋川/円山川
(GIGAマップル)関西20C4
3.03
夫婦滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて6つ目に見ることができる落差7mの段瀑である。
滝は上下二段、上段がニ条に分かれた形状となっており、上段のニ条が名称の由来となるのか、上段と下段で「夫婦」と読んでいるのかは不明。
滝の下流では橋が架かり遊歩道が横切っている。
てんだきけいこく
くおんのたき
直瀑 10m
大屋川/円山川
(GIGAマップル)関西20C4
2.50
久遠の滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて5つ目に見ることができる落差10mの直瀑である。
そこそこ規模の大きい滝ではあるが、遊歩道から斜め下に懸かることで木々の間から見るだけとなり、撮影ポイントが少ないのが難点であり、残念なところ。
てんだきけいこく
れんりのたき
段瀑 10m
大屋川/円山川
(GIGAマップル)関西20C4
2.67
連理の滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて4つ目に見ることができる落差10m程度の段瀑である。
渓谷の左岸を通る遊歩道で滝名の記された標柱の場所から見下ろすことになる。また、この滝の下流すぐの右岸には糸滝が懸かっている。
※後日ネット等で確認すると滝の雰囲気が異なるように見えた。誤解していたかもしれないので、もう一度訪れて確認したい。
てんだきけいこく
いとたき
斜瀑 100m
大屋川/円山川
(GIGAマップル)関西20C4
2.33
糸滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて3つ目に見ることができる落差100mの滝である。
渓谷の左岸を通る遊歩道で「糸滝」と記された標柱の場所から対岸の断崖に水が滴るように流れ落ちている。水量は期待できなさそうだ。この滝の標柱から遊歩道を数歩の場所に「連理の滝」の標柱が立っている。
てんだきけいこく
いわまのたき
渓流瀑 5m
大屋川/円山川
(GIGAマップル)関西20C4
2.50
岩間の滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて2つ目に見ることができる落差5m程度の渓流瀑である。
狭まった渓谷の中を小刻みに水を落としながら最後に3m程度の落差となっている。渓谷の左岸を通る遊歩道から見下ろす感じとなる。
てんだきけいこく
しのびのたき
直瀑 3m
大屋川/円山川
(GIGAマップル)関西20C4
2.50
しのびの滝は、天滝渓谷に通じる遊歩道を歩いて最初に見ることができる落差3m程度の小さな滝。
渓谷に入り数分歩いた場所に落ちているが、見落としがち。