魚止滝は、奈良県天川村南東部に聳える日本百名山・大峰山(八経ヶ岳1915m)に源を発する布引谷に懸かる落差2mの斜瀑である。上北山村との境界にある行者還トンネル出口から天川村中心部に向かって2.8kmの場所で、山側から流れ出た水が鉄筋が敷かれた下の水路を通って国道309号を横切っている場所。その場所から布引谷を見下ろすと勢いよく放たれた水が下の淵に水しぶきを上げて落ちている姿を見ることができる。国道から谷はほぼ垂直の崖となっており、直接滝の前に出ることはできなさそうだが、他の方が正面から撮影した写真があることから、滝の正面に出る何らかの方法があるようだが、確認はできなかった。