不動滝は、兵庫県宍粟市西部に聳える後山(1344m)に源を発する板馬見渓谷に見られる落差7mの滝である。国道429号から千種川沿いの県道72号に入り2.7km地点。左手に「名水 行者霊水」と書かれた施設が目印。左後方に鳥居が立ち、その鳥居を潜って林道に入る。林道は細くすれ違い困難な場所や細かな落石が散らばる場所もあり走行には注意を要する。2.7km程度進んだ場所が行き止まりで広い駐車スペースとなっている。登山道に入り15分歩くと前方に木組みの橋が見えており、案内板も立っている。橋を渡り対岸から滝に近づく。滝は複雑な形をしており、正面から見て左側が水量の多い主瀑の分岐瀑、右側は上段は二筋で一つの滝壺に落ちていると思われる。そこから下段の滝となって、左側の分岐瀑と同じ滝壺に落ちている。非常に個性的で一度見たら忘れられない形状となっている。