昇龍の滝は、三重県度会町南部、南伊勢町との間にある能見坂峠付近に懸かる落差25mの分岐瀑である。県道22号線「新野見坂トンネル」北出口付近から旧道に入り「能見坂トンネル」を目指す。トンネル手前に滝の案内板が立っている。なお、「能見坂トンネル」はすでに封鎖されているため南伊勢町側から辿り着くことはできないので注意が必要だ。案内板から滝へは遊歩道が通じている。所々崩落箇所もあるので注意が必要だ。滝までは500m程度、10分もあれば到着する。落差25mと聞いていたが、滝下から見上げる姿は20mあるかないか程度のもので、恐らく上部には見えていない部分があると思われる。この滝のすぐ下には小ノ滝が懸かっている。