奈良県五條市南部を流れる宗川の支流である永谷川に懸かる落差15m程度の名称不明の斜瀑であり、国土地理院の地形図にも滝マークが記されている。国道168号「西野トンネル」の南側出口付近から永谷川沿いの林道を下っていき850m程度のヘアピンカーブから林の中、踏み跡程度の斜面を100m程度上流に向かって進む。道中、家電ごみやプラスチックごみなどが散乱しているのは残念な状況だ。最後急斜面下って沢に立つとその正面に思いの外立派な滝が姿を現す。はっきりとした名称が存在しないのが不思議なぐらいだ。この滝の上流には落差7mの永谷の滝、下流には落差35mの大滝が懸かる。