西澤の滝は上野原市役所から2.5km程度北にある滝群の総称で、別名「三段の滝」と呼ばれる。
鶴川左岸の標高差50~60m程度の枝沢を連続して3つの滝が懸かっている。
市役所から県道33号を1km程度北上した分岐で県道に別れを告げ右に進み、さらに進んで1.5km付近の電波塔が目印。
そのたもとに滝への入口がある。
にしざわのたき
せいかんたき
段瀑 12m
鶴川/相模川
(GIGAマップル)関東66F2
2.93
静感滝は、西澤の滝(三段の滝)の最上段に位置する落差12m程度の段瀑。
車道からすでに滝の流れる音が聞こえている。車道から斜面に延びた遊歩道を下るとすぐに1つ目の観瀑ポイント。杉の木立の隙間から上段の小さな滝と下段の大きな滝を正面から見下ろすことができる。そこから少し下ると案内板があり従って進む。滝を少し斜め横から眺めることになるが、木々に覆われており、少々見づらい。
にしざわのたき
りょうかんたき
直瀑 7m
鶴川/相模川
(GIGAマップル)関東66F2
2.07
涼感滝は、西澤の滝(三段の滝)の中段に位置する落差7m程度の滝。
車道から斜面に延びた遊歩道を下り、静感滝の観瀑ポイントを過ぎてさらに数分下るとこの滝の名板が立っている。滝名板がるとすぐに1つ目の観瀑ポイント。足場が悪く、滝の全体像が見にくいのがこの滝の残念なところだ。
にしざわのたき
かんかんたき
直瀑 13m
鶴川/相模川
(GIGAマップル)関東66F2
3.20
観感滝は、西澤の滝(三段の滝)の最下段に位置する落差13m程度の直瀑。
車道から下の鶴川に向かって、静感滝、涼感滝を経て、約50~60m遊歩道を下るとこの滝の正面の観瀑ポイントに立つことができる。周囲をロープが張られた高台のようになっている場所だ。滝の反対側には鶴川の清流が流れている。高台は5m程度の高さがあり、川に下りるのも滝の真下に下りるのも危険が伴いそうだ。