赤目四十八滝は、三重県名張市赤目町を流れる滝川が創った赤目渓谷に懸かる滝の総称であり、大小様々な滝を見ることができる。また、その中でも特に素晴らしいとされる滝は、赤目五瀑と称されている。
あかめしじゅうはちたき
がんくつたき
段瀑 7m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.77
赤目四十八滝の中で23番目で最上流にに見られる巌窟滝は、落差7mの直瀑である。散策路脇の木々の間から滝を見下ろす。滝壺に下りる道はあるが立ち入り禁止となっている。観瀑地点から50m程度進むとそこには貯水池がある。池の水は滝のすぐ左岸の穴から流れ出ている。
あかめしじゅうはちたき
びわたき
直瀑 15m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
3.63
赤目四十八滝の中で22番目に見られる琵琶滝は、落差15mの直瀑であり、赤目五瀑の一つである。その中でも最上流に位置する。滝壺から流れ出た川に架かる橋の手前から比較的平らな岩盤を伝って滝壺を挟んだ滝の正面に出る。
あかめしじゅうはちたき
ことたき
直瀑 3m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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2.33
赤目四十八滝の中で21番目に見られる琴滝は、散策路沿いの本流に懸かる落差3m足らずの直瀑である。滝の音が琴の音のように響くことから名付けられたという。
あかめしじゅうはちたき
ひなだんたき
段瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.50
赤目四十八滝の中で20番目に見られる雛段滝は、荷担滝の先で二つに分かれた渓谷の本沢の散策路沿いに懸かる落差2m程度の滝である。黒い無数の段となっている岩床の上を小刻みに落ちている姿は”雛段”と言う名が相応しい。水の白と岩の黒のコントラストが美しい。
あかめしじゅうはちたき
めおとたき
渓流瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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2.50
赤目四十八滝の中で19番目に見られる夫婦滝は、荷担滝の先で分かれた別沢に懸かる滝である。通常の散策路からは100m程度奥まった場所。以前は散策路があったらしいが現在では渓谷に架かる橋が落ち、川に入って渡って進むか点在する岩を渡るしかない。
あかめしじゅうはちたき
にないたき
段瀑 8m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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3.47
赤目四十八滝の中で18番目に見られる荷担滝は、落差5m程度を二つに分かれた滝とそのすぐ上流の3m程度の斜瀑で構成される段瀑である。赤目渓谷を代表する最も有名な滝で、この滝群を紹介する絵葉書やポスターなどでよく目にする。滝を見るのに最も良いポイントは滝正面の散策路だが、下り階段の途中であり、それほど広くない場所であるため、撮影を楽しむ人で混み合う。
あかめしじゅうはちたき
ななめたき
渓流瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.33
赤目四十八滝の中で17番目に見られる斜滝は、落差1m足らずの斜瀑が幾つか連なる。乙女滝同様、観光客がじっくりと鑑賞している姿はあまり見られない。
あかめしじゅうはちたき
がいこつたき
斜瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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2.07
赤目四十八滝の中で16番目に見られる骸骨滝は、落差2m程度の斜瀑。骸骨滝の名の由来は、滝の横に鎮座する大きな岩の形が骸骨に似ていることからという。
あかめしじゅうはちたき
あめふりたき
伏流瀑 10m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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1.73
赤目四十八滝の中で15番目に見られる雨降滝は、渓谷右岸を通る散策路脇の落差10m程度のゴツゴツした岩壁をポタポタと滴るように落ちる滝。水は散策路に落ちている。この場所では誰もが足早に通り過ぎる。
あかめしじゅうはちたき
こうがいたき
段瀑 3m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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2.33
赤目四十八滝の中で14番目に見られる笄滝は、落差3m程度の段瀑。散策路からは滝壺に流れ出る白い水の姿は見ることが出来るが、滝本体の姿を見ることは出来ない。滝の上部はゴツゴツした岩場。勇気をもって岩場に立ち滝を見下ろす。
あかめしじゅうはちたき
かきくぼたき
段瀑 5m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
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2.50
赤目四十八滝の中で13番目に見られる柿窪滝は、落差5m程度の段瀑である。渓谷が直線的に流れるその上流に懸かり、近づきすぎると逆に滝は撮影しづらい。離れた場所から望遠レンズで狙わないと全貌が分からない。滝の上部には比較的平らな岩盤が広がり何とか滝を見下ろすことも出来る。
あかめしじゅうはちたき
しまいたき
渓流瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.33
赤目四十八滝の中で12番目に見られる姉妹滝は、落差2m程度の渓流瀑である。七色岩のすぐ上流に大小二つに分かれて落ちる滝は、右を「姉滝」、左を「妹滝」と言うらしい。水量が多いと滝は一体化してしまうため、姉妹二つに落ちる姿は分かりづらい。
あかめしじゅうはちたき
いんようたき
斜瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.50
赤目四十八滝の中で11番目に見られる陰陽滝は、散策路脇に流れる落差2m程度の小滝だ。滝を陽、滝壺を陰に例え、陰陽滝と名付けられたという。 滝そのものの美しさと言うよりは苔生した周囲の岩との調和が美しい。散策路の都合上、正面から滝を捉えるのは難しい。
あかめしじゅうはちたき
すがりふじたき
分岐瀑 約30m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
1.90
赤目四十八滝の中で10番目に見られる縋藤滝は、散策路から見上げる断崖に僅かに落ちているのが確認できる滝で落差は30mといったところか。撮影には望遠レンズが必要。”縋る”は「すがる」と読み、頼りとするものにつかまることを指す。周囲に生える藤の木にすがって渡ったことから名付けられたという。
あかめしじゅうはちたき
りゅうがつぼ
直瀑 2m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.67
赤目四十八滝の中で9番目に見られる竜ヶ壺は、落差2m程度の小滝。布曳滝脇の散策路(階段)を登りきった後にすぐ現れる滝で、この滝と下流の布曳滝の間には美しい淵が広がる。
あかめしじゅうはちたき
ぬのびきたき
直瀑 30m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
3.63
赤目四十八滝の中で8番目に見られる布曳滝は、落差30m程度の直瀑であり、「赤目五瀑」の一つである。大きな滑らかな岩盤の上に刻まれた樋の部分を優雅に流れる姿は赤目五瀑の一つで最も美しく優雅な印象を受ける。水は滑り落ちるように滝壺に落ちる。「布曳」の名に相応しい。驚くのは滝壺の深さで、30mもあるという。横から見ても上から見下ろしても見事な滝だ。
あかめしじゅうはちたき
せんじゅたき
分岐瀑 15m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
3.37
赤目四十八滝の中で7番目に見られる千手滝は、落差15m程度の分岐瀑であり、赤目五瀑の一つである。水量が少なめの時は千手の名の通り複雑に流れ落ちていく姿が見られる。滝の前には広い滝壺が広がり、その対岸の千手茶屋から滝を眺めることも出来る。
あかめしじゅうはちたき
だいにちだき
直瀑 30m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
3.10
赤目四十八滝の中で6番目に標識の立つ大日滝は、散策路からは見ることが出来ない。渓谷を石伝いに渡り急斜面を100m程度登り詰めた先に落差30mもの立派な滝が現れる。しかし、この滝は大雨の後にしか見ることが出来ず通常は空滝であるという。大雨直後に見られる迫力のある姿はこの赤目四十八の滝の中でも秀逸だ。
あかめしじゅうはちたき
おとめたき
渓流瀑 1m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77G1
2.07
赤目四十八滝の中で5番目に見られる乙女滝は、落差1mに満たない渓流瀑で一般的には滝と呼べないような規模の滝である。この渓谷の散策を楽しむ観光客でさえ、じっくりと鑑賞している姿はあまり見られない。
あかめしじゅうはちたき
ふどうたき
直瀑 15m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77F1
3.10
赤目四十八滝の中で4番目に見られる不動滝は、落差15m程度の直瀑であり、赤目五瀑の一つである。霊蛇滝の脇の階段を登り詰めると正面に滝が現れる。滝の両岸は深く切れ込んでいるため対岸まで橋が架かっている。橋の上では滝の撮影を楽しむための三脚が立ち並ぶ人気の滝である。
あかめしじゅうはちたき
れいじゃたき
斜瀑 6m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77F1
2.67
赤目四十八滝の中で3番目に見られる霊蛇滝は、落差6m程度の滝。滝壺が広がっている。散策路からは岩が邪魔になり滝の流身が隠れる。散策路から外れて岩伝いに川には中央まで進むと滝が見やすくなる。
あかめしじゅうはちたき
ちょうしだき
分岐瀑 50m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77F1
1.90
赤目四十八滝の中で2番目に見られる銚子の滝は、落差50m程度と落差最大の滝だが大雨の直後でないとその姿を見られないという。大雨の2日後で僅かに水の落ちるのが確認できた程度。周辺は荒れているため滝に近づくには少々危険がある。
あかめしじゅうはちたき
ぎょうじゃたき
分流瀑 3m
滝川/宇陀川/名張川/木津川/淀川
(GIGAマップル)関西77F1
2.07
赤目四十八滝の中で最初に見られる行者滝は、落差3m程度の滝で水の流れを妨げるように立ち塞がる大きな岩の両脇を流れ落ちる分流瀑。散策路からは角度的に少々撮影しづらい。