飛龍の滝は、兵庫県佐用町南部の櫛田地区を流れる千種川の支流に懸かる落差20mの段瀑である。駐車場から小滝を横目に階段を登っていき3分も歩けば木々の間に雄大な滝の姿を見ることが出来る。この滝は別名「櫛田の滝」とも呼ばれる。

兵庫県佐用町の県道368号線から櫛田地区を通ってさらに南下した場所。

この滝は三段よりなり、下部は落差4メートルの小滝が二段をなし、上部はやや離れて位置する落差16メートルの大滝である。滝周辺の地質は斑れい岩よりなり、滝水の落下する岩盤も美しいが、周辺の林は、千種川中流域の洗剤植生や植物分布の指標となるまれな植物の宝庫ともいえる。水が岩盤上を変化ゆたかに落下する瀑布と附近の自然植生が一体となって荘厳優美な景観を保っている。

• 日本滝名鑑4000滝 (No.2448)
• 日本の滝②　西日本767滝 (P.212)
• 探訪ひょうごの滝

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